車の売り時

車には売り時があることをご存知でしょうか。

車は走行や時間の経過で少しづつ消耗していく「消耗品」なので、放っておいてもその価値は少しづつ失われていきます。
しかし、価値の失われ方はある一定の期間までならさほど急激ではないので、そのまえに売ってしまえば高い値段で売れます。

いつ車を売るべきなのかは、生活中の車への依存度や車をどの位の期間で買い換えるのかなど、車を使う人によって違いがあります。
しかし、購入した車が新車なら走行距離を基本に、中古車なら年式と走行距離の両方を基本して考えるのがもっとも簡単です。

このページの概要

売却を基準にした時の車の売り時

新車は一度購入してしまえばすぐに売ったとしても「中古車」として扱われるので、この時点でその車を売却する時は「中古車相場」が買取価格の基準になり、その価値を落とすことになります。
そして、これ以降時間の経過や走行、走行中のアクシデントによって少しずつ価値を落としていきます。

これが、車の価値を下げる基本の要素です。
この基本の要素は、車が廃車になるまで車の価値を下げ続ける事になるので、購入した車は出来るだけ早く、極端に言えば買ったらすぐに売ることが車の価値を最大にした状態になるので高く売れます
しかし、車を買ってすぐ売るのは買ったは良いが気に入らなかったなど、特別な理由がない限りは多くの人が選択しません。
車を売る時は、ある程度使ってから売る人がほとんどです。

つまり、売却した時のことを基準にすると、車の売り時はその車のオーナーがどこまで今の車の価値が下がる事を許容出来るかで決まります。

走行距離は出来るだけ短く

車は走行距離によってその価値を大きく変動させます。
最初の目安となるのは走行距離2万キロで、この2万キロを境に車の価値は大きく下がることになります。
2万キロ以降は走行距離が伸びることに価値が下がり続け、10万キロを超えると過走行車として大幅に価値を下げてしまいます。

つまり、新車を購入した場合の一番高く売れる売り時は、「走行距離が2万キロ以内であること」が目安です。
走行記距離が2万キロ未満の場合は新車に近い中古車として扱われ、その買取額は中古車としての価値の最大値に近いものになります。
走行距離が短ければ短いほど中古車としての価値は上がり、車種にもよりますが走行距離が1万キロ未満であればその車の新車価格の約50%から70%ほどの価値が残ります。

中古車としての価値が高ければ車の買取業者に売った時も高くれるので、最初に訪れる車の売りどきは、走行距離が2万キロ以内の状態であることだと言えます。

車の定期的な買い替えは走行距離を意識しよう

車の売り時

走行距離が2キロ未満の車は、その価値を十分に残しているので高く売れます。

現在では車を定期的に買い換える人々も増えていますが、もし買った車を走行距離が2万キロになる前に売れば車の買取業者が高く買ってくれるので、次の車の購入資金として十分なお金を手にする事が出来ます。

新車から新車へと定期的に乗り換えていこうと考えているのなら、走行距離が2万キロになる前に売却を計画してみてください。

走行距離が2万キロ以上は年式の影響も出てくる

走行距離が2万キロを超えてしまうとその車の価値が急激に下がり始めるのですが、走行距離2万キロを走り切る頃には年式の影響も出てくるようになります。
車は年式が古くなると一定の価値を失っていくので、そのまま乗り続けた場合は走行距離と年式による買取額の下落が起きます。
車にどれだけ乗っているかで走行距離の伸びには差が出ますが、長距離通勤をしていない限りは平均で年間1万キロほど走ると言われているので、2万キロを走り切る場合には年式が3年古くなる事になります。

この時点での車も中古車としては良い状態の車なので、まだまだ高い値段での売却は期待できる状態です。

車の価値を下げる要素が重なることになりますが、まだ大きな価値の下落の入り口なのでこの時点も売り時として考えられます。
一気に車としての価値を下げる前に売って、ある程度のお金を回収するのならこの時点での売却も視野に入ります。

走行距離が5万キロを超えてくると売却価格は一気に下がる

走行距離が5万キロを超えてくると、車の買取価格も大きく下がる事になります。
一般的に中古車店で安く売られている車が、大体走行距離が5万キロを超えてくる車です。

買取価格自体は確実に安くなっていますが、それでも車種によってはまだ数十万円から100万円以上で売れることもあります。
これ以上価値が下がる前に現金化したいのなら、ここも売り時と考える事が出来ます。

走行距離8万キロ以上になると買取ができない例も出てくる

走行距離が8万キロを超えた車の場合、車の買取業者が0円査定や無料引取りを提示してくることが出てきます。
現在の車は耐久性能も高いのでメンテナンスや荒い運転をしなければ、8年程度の走行で車自体に不具合は起こしませんが、それでも8万キロの走行距離は車の価値を大きく落とすのに十分な要素になります。
ここまで来ると年式も5年以上古くなっている事もあるので、走行距離に加えて年式でも車の価値が下がってしまいます。

車種によりますが、10万円以上の売却額を目指すのなら、この時点が最後の売り時です。

走行距離が10万キロを超えたら?

走行距離が10万キロを超えると、その車の価値はほとんどなくなってしまいます。
この時点で「過走行車」と言われるようになり、状態の良い車でも過走行を理由に価値が低くなるので売却をしようとしても思ったように高い査定額が出ません。

長い走行距離は長く使っていた事を示すものでもあり、長く使った分だけ車体などのダメージや車内の臭いなども残すことになり、車の買取価格に悪い影響を与えてしまうことになります。
短期間で走行距離を伸ばしてしまった場合も同じで、短い期間で車の走行距離を伸ばしてしまうと、それだけ車を酷使していたことの証拠になるため、どちらにしても走行距離が伸びていると売却しても高い値段は付きにくくなります。

走行距離を目安にして車の売り時を考えるとき

走行距離を目安にして車の売り時を考える時は、1日辺りの走行距離を正確で無くて良いのである程度出してみてください。
1日当たりどの位車を使っているかが分かれば、年間の走行距離もある程度予測出来るので、基準となる2万キロまでどの位の期間かかるかが分かります。

平均的な車の使い方で年間1万キロ程度と言われているので、1日に約27kmの走行をしているかどうかが目安になります。
仕事を持っている人の場合は平均的な休日日数が120日と言われているので、1日辺りの走行距離の目安は40km前後です。
仕事や買い物などの他にレジャーで車を使うことも考えられますが、この時点での予測では考慮しなくても構いません。

あくまで予測なので、不確実な要素を入れずに単純な計算だけで十分です。

1日単位で走行距離を出すのが難しいときは、月単位で出すのも目安になります。
月単位で計算する場合は毎月830kmほどが目安になるので、メーターを記録しておけばかんたんに2万キロまでどのくらいの予測が出来ます。

1日単位で計算して予測した方が正確性は増しますが、月単位での計算でも特に困る事はないので、走行距離を目安に車の売却を考えるときは参考にしてみてください。

走行距離以外の売り時

走行距離を車の売り時の目安にする場合は、車に高い価値が残っている内に売ってしまう事が目的です。
この場合は新しい車に次々乗り換えて行くためには有効な手段になりますが、車の売り時は走行距離以外にも考える要素があります。

車は人の生活に密接な関わりを持つもので単に乗り物ではありますが、生活を送る上での大事な移動手段でもあるため、人の生活が変化した場合に車もその生活にあわせて変えないといけないことも出てきます。

生活上の理由で車を売る必要が出てくるのは、狭い路地の多い地域への引越、出産や子供の成長などが挙げられます。
特に子供の成長は塾や学校の送り迎えの必要が出てくる場合もあるため、子供の人数次第では車を大きなものに買い換える必要が出来ます。
生活上の理由で考えられる車の売り時は、車のオーナー個人の都合による所が大きいので、人の数だけその理由はあります。
生活上の理由で車の売り時を考える場合は、ある程度の年齢に達している事も多いので、生活上の理由以外のことも売り時を考える要素になりえます。

生活上の理由で車を買い換える場合はそれまでの車は必要ではない限りは売ることになるで、車の売り呂機は生活の変化が起きた時とも言えます。

走行距離を目安にする車の売り時と大きな違いは、生活上の理由で車を得る必要が出る場合は当然その必要性が出てくる場合と、普段の生活の中で思いつくことがあるという事です。
走行距離を目安にする場合と比べると計画がしにくい事もある他、それまで乗っていた車が年式や走行距離の問題からあまり高い値段が付きにくい状態になっていることもあるため、車の買取価格はあまり高くないことも多くなります。

車の売り時は十人十色

車の売り時は十人十色

車の売り時は自分で計画する事も出来ますが、計画をしなくともいつかは売ることも出てきます。
そのため、元も子もない言い方をしてしまえば「売りたいときが売りどき」とも言えるものです。

今の車に不満を感じる、他の車種がいい、色が気に入らない、車が不要になったなど、何か車を売るべき理由があるのなら、その時が車の売り時です。

ただし売り方には要注意

どんな理由であれ、車を売るのなら出来るだけ高く売ることを目指してください。
例え過走行車であったとしても、その車には適正な価格というものが存在します。
何も知らずに車を売ってしまうと、本当にその買取額は適正価格だったのかさえわからずに車を売る事になります。

車を売る時は、いくつかの車買取業者に査定を申し込んで、査定額を比べて一番高い額で買ってくれる買取業者に売るのがベストな車の売り方であり、車を売るときの鉄則でもあります。

車の売却は数分で数者の車買取業者に査定を申し込める「車売却の一括査定」ができる無料サービスがネット上に存在するので、これを利用するだけで売りたい車は適正な価格に限りなく近い値段で売ることができます。

車の買取業者が違えば、売りに出す車の買取額も違うもので、千円単位や1万円単位で買取額に差が出るのは当たり前です。
時には10万円単位で買取業者間の査定額に差が出る事もあるので、車を高く売りたいのなら車売却の一括査定を利用してみてください。

わずか数分の手間が、大きな金額となって返ってくることになります。

【30万円以上高く売れる事も珍しくない】

当サイトで一番オススメしている一括査定サイトは、株式会社カービューが運営する「カービュー」です。

タウンライフ家づくりの画像

チェックマーク【カービューを選ぶ理由】
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カービューでは、約1分の入力を行うだけで最大8社の買取業者に査定依頼をする事が出来ます。
そのため、自分の愛車がどの位の相場なのかが一発で分かります。
登録業者は全国に200社以上が登録されており、厳格な審査に通過した業者のみとなっているため、トラブルに巻き込まれる可能性が少ないというのも魅力です。
事故車、廃車、商用車の場合でも買取が可能な業者が参加していますので、思っている以上の金額で買取が出来る可能性があります。
他の一括査定と違う部分は、参加する業者が異なる事、最大8社とやたらめったら多くに査定依頼をするのではなく、ちょうど良い業者に査定依頼をしてくれるため、後々面倒な事にならないというメリットもあります。